7月はじめ、今年の遠足の打合せに和歌山県立近代美術館へ行ってきました。
今年で6回目の美術館遠足
毎年趣向の違う企画と大人心も子ども心もくすぐられる展示でパインズの生徒たちもこの日を楽しみにしています✨
英会話のスクールでなぜ美術館?と思われるかもしれませんが、会話をすることは誰かとコミュニケーションをとること。
どんなにたくさんの単語を知っていても、すごい資格を持っていても、このコミュニケーション力がきちんと育っていないと人との会話は成り立ちません。
タイトルにあるVisual(視覚)、Thinking(思考力)、Strategies(戦略)とは、VTSと呼ばれるニューヨークの近代美術館MOMAで考案された美術鑑賞法です。
答えのない絵画や彫刻をじっくり鑑賞することで、『観察力、批判的思考力、言語能力』などの【複合的力】が育つことがアメリカの教育現場で立証されています。
そのため、欧米では幼稚園の子達も美術館へ行き、本物のモネやピカソなど名画を模写しているんです。
日本は欧米に比べると日常的に芸術にふれる機会が少なく、「力をつける=お勉強」のイメージがどうしてもありますが、
このように答えのないものを通して考える力をつけ、どのような場面においてもコミュニケートできる『複合的能力』を身に着ける必要があります。
と、まあ偉そうに書きましたが、要はたくさんの作品にふれて五感を刺激し、感性をみがいて楽しい経験が出来たらいいな~と思っています😊
今回の展示はこんな感じ。ワクワクするでしょ~♪
どんな「新しい」が待っているかな?
子どもたちも今からワクワクソワソワしています😄
Sayo